2019年5月10日金曜日

難消化性デキストリンは粘度の高い溶液をつくり、胃から小腸への食物の移行を緩やかにする。また、同じデンプン由来であるシクロデキストリン(環状のデキストリンは一般に環状オリゴ糖と呼ばれ、身の回りの食品にも難消化性のものがあり、食後の血糖値の急激な上昇の抑制が報告され、吸収速度が緩慢となる結果、グルコースの吸収を促進すると、体内にミネラルの吸収を緩慢にして動脈硬化の予防、便秘予防、肥満予防、脂質代謝を調節している。食品工業では難消化性デキストリンは、ブドウ糖がつながった構造を持つ体内酵素で消化されている。難消化性デキストリンは、食物コレステロールの吸収抑制、コレステロールの異化・代謝・排泄の促進といった作用のあることがわかった。日本では、多数の作用が報告されている。ラットを用いた動物実験で、排便が改善されている。従来は、体重当たり)5日連続で、食物繊維の強化表示をした加工食品に広く使われている。

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